こんにちは。
中学時代は、”will”=”be going to”と覚えさせられました。
その時は、
「”will”と”be going to”が同じ意味だから、どちらを使ってもいいんだな」と思いました。
「ネイティブに取っては実は使い方が異なるのではないのか?」
という疑問は一切抱きませんでした。
そこで、今回はそれぞれの表現を使用したほうが良いかをを、各局面ごとに記します。
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「今からどうするか(未来の行動)」を表現する局面
以下は、サイト「gabastyle」の引用です。
学校の授業で習った未来形、”be going to” と “will”。どちらも「~するつもりだ」という意味で使えるけど、その違いって……?実はネイティブスピーカーは、こんなポイントで使い分けているんです!
- 未来のことが、前もって考えられていたことかどうか
- 発言する前から決まっていたことについては “be going to”(既に予定していたこと など)
- 決まっていなかったことには “will”(その場で思いついたこと など )
“be going to” が既に予定していたことや、計画していたことについて話す際に用いられるのに対し、”will” はその場で決まったこと(発言する前は決まっていなかったこと)について話す際に用いられます。
まとめますと、
“will”は、
前から決めていた行動ではなく、これからしようと今決めたことを表現する。
“be going to”は、
すでに決めていた行動を表現する。
「今からどうなるのか(未来の予測)」を表現する局面
以下は、サイト「QQ English オンライン」からの引用です。
Will
意見や、過去の経験にもとづいて未来を予想する時にwillを使います。客観的な根拠があるわけではないので、例外がある場合も予測された推測になります。
・New amusement park opened yesterday. Let’s go together! It’ll be fun!
(新しい遊園地が昨日オープンしたよ。一緒にいこうよ!きっと楽しいよ!)
自分の意見や期待で楽しくなると言っているのでwillが使われます。
be going to
客観的な未来を予想する時にはbe going toが使われます。目に見えている出来事や確実に起こる出来事、客観的な事柄から推測されての未来を表しています。
・I checked the forecast. It’s going to rain tomorrow.
(天気予報を確認しました。明日は雨だね。)天気予報という根拠があっての未来の予想なので、be going toが使われます。
・It’s going to be a great game!
(いい試合になるね!)例えば、活躍が期待できる選手たちがそろっていたり、前評判がいい時にbe going toとして予測を立てられます。
まとめますと、
“will”は、
過去の体験や感覚を基に、主観的に未来を表現する。
“be going to”は、
根拠や事実を基に、客観的に未来を表現する。
「今、将来をどうしたいのか(未来への決意)」を表現する局面
以下は、サイト「DMM英会話」からの引用です。
“will” は “be going to” と違って「〜するぞ!」といった「強い意志」を表す場合にも使われます。と言っても、ちょっとイメージしにくいかもしれないので、例を挙げてみましょう。
例えば、今とりかかっている仕事を今日の5時までに終わらせようとしているとします。それを同僚に話す時には、下の2つのうちどちらを使えばいいと思いますか?
- I’m going to finish this by five.
- I’ll finish this by five.
実を言うと、これらはどちらも使うことができます。ただし、その場合は微妙にニュアンスが変わってきます。
“I’m going to finish this by five.” は「5時までに終わらせるつもりだよ」という予定を単に述べているのに対して、“I’ll finish this by five.” には「5時までに終わらせるよ」という強い意志が感じられます。
今回のように「置き換えてもそれほどニュアンスが変わらない場合」には、”will” と “be going to” のどちらも使われているのが現状ですが、「強い意志」を敢えて伝えたい場合には、必ず “will” を使いましょう。
まとめますと、
“will”は、
自分は絶対に〇〇するぞという未来への強い意志を表現する。
“be going to”は、
自分は〇〇する予定だという未来への思いを表現する。